miniminiConcert Vol.15、曲目解説♪

 こんにちは。新年がスタートしたと思ったら、早くも2月がスタートですね。

 

 先月1月28日(土)に、ベヒシュタイン武蔵ホールにて、miniminiConcertVol.15が終わりました。週末の夕方というお時間に、大変多くの方にお越しいただき本当にありがとうございました。

 

 今回のコンサートへの出演経緯は、1月15日(日)に行う予定だったTsudoi Cafe Vol.4までさかのぼります。

(Tsudoi Cafe Vol.4は、家族の都合により中止とさせていただきました。)

 

 12月はじめより、皆様にTsudoiCafeのお知らせをさせていただきました。そのプログラム(私のソロ演奏)を知った、武蔵ホールに勤めている恩師のご友人が、1月のminimiConcertに出演しませんか、とお声かけ下さったのです。

 大変光栄で嬉しく、出演快諾させていただきました。

 miniminiConcertのために、Tsudoi Cafeのプログラムを少し変更。ホールで皆様に聴いていただきやすい構成になったのではないかと思います。

 

プログラム

・きらきら星変奏曲/モーツァルト

・ノクターン/ショパン

・ワルツ第8番/ショパン

・ワルツ第10番/ショパン

・月の光/ドビュッシー

・ロンド 作品59/カバレフスキー

 

 

 きらきら星変奏曲は、きらきらひかる~の歌で有名なテーマ(主題提示)と12の変奏からなる楽曲です。これまで多くのピアニストにより、様々な解釈で演奏されています。装飾音、ペダリング、テンポ感、曲想、音色・・・。有名なテーマに加えて、シンプルな和声。演奏者の個性が、特に表に出やすい曲だと思います。

 コンサートでもお話しましたが、モーツァルトのメロディーを美しく演奏することは、簡単そうに見えて大変難しいこと。演奏した全7曲の中で、ある意味、一番準備時間のかかる曲かもしれません。今回は、大変響きの良いホールということもあり、メロディーを際立たせながら、快活な表現のモーツァルトに仕上げました。

 ショパンのノクターンは、説明不要のあの名曲ですね。美しいメロディーに、左手の温かみのある伴奏の形。自由に弾いていそうで、実は緻密な構成力が必要な曲です。。当日までやることは沢山あるのですが、本番で弾いているとやはり心から幸せになる一曲ですね。

 ワルツは、副題のついていない2曲を選びました。クラシックの有名曲は、それはそれで素敵ですが、あまり世の中に知られていない曲も皆さんにぜひ知っていただきたい。普段からの思いを、ワルツで表現させていただきました。「子犬のワルツ」にも似た、長調(明るい調)の8番。もの悲しい雰囲気の10番。異なる2曲の色をどう出そうか。その対比をお楽しみいただきたいなと考えました。お客様に伝わっていたら嬉しく思います。

 ドビュッシーの月の光は、私の大好きな1曲。「印象派」と呼ばれる、近現代の音楽です。この時代のペダリングや音色作りはモーツァルトやショパンと、かなり異なる表現方法となっています。一枚の美しい絵画や、映像を紡ぐようなイメージで曲作りをしていきます。作曲家の意図を大切にしながら、でも自分らしい表現もとりいれて・・・。弾くたびに新しい発見のある曲です。皆さんにどんな月の光が届いたでしょうか。

 カバレフスキーのロンドは、大学時代に図書館の音源で見つけた曲です。海外版の楽譜しか出版されていない珍しい曲のようです。カバレフスキー独特の聴きやすい和声と、勢いのある曲想で、毎回皆さんにご好評いただく1曲です。今回は、響きの良いホールのため、フォルテッシモといった大きい音を出しすぎていないか心配でした。しかし終演後、友人から、もっと振り切っても良かったのでは?と意外な感想をいただいたので、やっぱりお客様の入るホールではわからないなと、思いました。

 アンコールはマグダヴェルの野ばらに寄せて。テンポのゆったりした心に沁みる一曲で、ファンも多いですね。演奏中、お客様や、会場に来られなかった方々の表情を思い浮かべながら弾きました。聴いていて泣きそうになった、など嬉しい感想を耳にして、この曲を選んで良かった~と思いました。出演が決まってから、個人的にも色々なことがあった準備期間。今回のコンサートの終わりに、丁度良い一曲だったかと思います。

 

コンサートでは話しきれない曲目解説でした。

 

次回は、コンサート当日どきどき一日レポートです。お楽しみに!

 

お読みいただきありがとうございました♪

 

入間市の髙橋ピアノ教室 髙橋奏美