皆さん、こんにちは。
少し間が空いてしまいました。
東京の開花宣言もされて、すっかり春らしい季節ですね。
さて、今月の教室だよりに「気持ちの波は、誰にでもあることだから受け止めましょう」といった趣旨の記事を書きました。少し詳しく書きますね。
新しいことをはじめようとするときに、誰でも最初はわくわくし、目標を持ち、前向きに取り組もうとします。はじめはいいのですが、時間が経つとどうでしょうか。風船がしぼんでしまったように、あのやる気はどこへやら。気持ちが乗らない、飽きてしまった、新鮮さがなくつまらない。そんな自分を責めて、自己嫌悪になってしまう。やる気のないお子さんを叱ってしまう。誰もが経験のあることだと思います。
実はこういった気持ちの波があることは、とっても自然なことなんですね。
難しいことは今日は置いておいて・・・。
まず、皆さんの身近な自然の風景を思い出して下さい。
海の波は、岸を行ったり来たり、ときに荒々しく、ときにおだやかなものです。
月は、満月から新月になり、不思議なほど同じ形を留めることはありません。
季節はどうでしょうか。日本では一年を通して、春夏秋冬が巡っています。
種をまき、目が出て、実をつけて、枯れてまた土へと戻っていきます。
想像してみて下さい。どれひとつとして、上り調子の現象などなく、全てが巡っているのですよね。
つい人は、まっすぐ高いところに上ることばかり考えがちです。
しかし本当は、気持ちの浮き沈みや、失敗、間違いを繰り返し
全てのことを糧として、少しずつ前進していくものですよね。気持ちの波があることは当然のことです。
それですぐに、諦めたり自分を責めるのではなく、今はそんな時期。
こういった心持ちを頭の隅に置いてはいかがでしょうか。
最近、気持ちがのらない。
そんなときは、 今は秋かな~、嵐かな~。
一呼吸おいて、自分と向かい合ってみてくださいね。
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