皆さんこんにちは。
髙橋ピアノ教室、講師の奏美です。
慌ただしく新年度が始まり、季節は夏へと向かっています。新しい生活は慣れましか?日によって大きく変わる気候に、身体がついていかず、同時に新年度疲れも出ているかもしれません。教室だよりでも、書かせていただきましたが、こんなときこそ、こつこつゆっくり練習を進めてみて下さい。
ピアノ教室あるあるなのですが、新年度の疲れ方は、独特です。普段より妙にテンションが高い生徒さん、集中しているようで、まったく話を理解していない生徒さん、家ではできたことがレッスンでまったく弾けなかったり。一体何が起こったの??といううようなミスが起こります。緊張感からくる気の疲れが、体調にも現れるのでしょうね。
こんなときこそ落ち着いてほしいと思います。
家での練習も慌ただしくなりがちです。
下記、いくつかチェックしてみて下さいね。
・練習をは30分弾けていればいい、と時間で区切っていませんか?
・片手練習も両手も、いつの間にかテンポが速くなっていませんか?
・メトロノームを使って練習していますか?
・昨日も間違えたところを、そのままにして次を弾いていませんか?
・ソルフェージュまで練習できましたか?好きな曲ばかり弾いていませんか?
時間が経ったから今日の練習は終わり!というのは、実りのある練習とは言えませんね。
短い時間の中でも、今日はここを良くしよう、ここを直そうと心がけましょう。
それを一週間続ければ、7つも新しいことができるようになります。
だらだら練習するより、まず小さな目標をもってピアノの前に座ってくださいね。
気持ちが焦ったり、集中力がなければ、テンポが乱れやすくなるもの。
教室の生徒さんには、メトロノーム練習を大切にするようお話していますが、つい疎かになりがちです。
メトロノームは最高の練習パートナーです。必ず使用して練習して下さいね。
また、まとめて3日に1回練習するよりも、一日5分でいいので毎日練習をした方が、ピアノは上手になります。英語などの勉強を思い出してみて下さいね。英単語は、毎日繰り返し練習しなければ、なかなか身につきません。楽器もある意味、身体や頭に良い形を覚え込ませることが、大きな基礎力となります。地道なことになりますが、毎日の積み重ねです。
塵も積もれば山となる、という言葉通りです。
疲れていても、一日に5分からピアノに向かい合うようにしてみて下さいね♪
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